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今週の推薦図書

本当なら今ごろは垂水一文字で釣りをしていたはずですがあいにくの台風でキャンセル。

ところで、釣り以外の楽しみのひとつは読書です。

 

ジャンルは広く、文学小説、歴史、経済、宗教、哲学、、、

気になったものは逃さず購読します。

 

そこで今週読んだ本をご紹介します。

 

一冊目は、佐藤優「サバイバル組織術」

 著者はかつて外務省ロシア課の外交官でしたが、外務大臣の汚職事件に巻き込まれて逮捕された経験を持っています。その後作家として独立。その知識と教養のスケールの大きさから「知の巨人」と呼ばれるている人物です。

 

この本は、だれでも聞いたことがあるような小説や映画などを組織論に応用しているところがユニークです。

 

タイトルの文字通り、まさに組織の中を生き抜くための知恵とノウハウがつまっています。難しいところもなく読みやすいので組織に関わる全ての方にイチオシです。

 

二冊目は、雨宮処凛「非正規・単身・アラフォー女性」

 タイトルは著者自身のことでもあります。同世代の複数の女性に対する取材を通じ、チャンスに恵まれず、苦労続きの人生を映し出すのと同時に差別や人権侵害の実態を浮き彫りにし、さらに少子化の原因は何かという問題に示唆を与えています。

 

政治経済に関心のある方にお勧めです。

 

三冊目は、高橋俊朗「抗命」

 第二次世界大戦中、ビルマ戦線において日本軍が行った「インパール作戦」の真実を追求しています。実行不可能と事前に予想されていたにも関わらず強行された結果、夥しい数の戦死者、餓死者を出したほかに類を見ない悲惨な戦争です。

 

この作戦の首謀者である軍司令官と、部下の命を救うために軍命令に抗った師団長にスポットを当て、作戦に従軍した将兵の証言を元にこの作戦の責任を厳しく問う内容です。

 

前線の地獄のような将兵の苦しみが表現されている一方で、後方の司令部にいる首謀者や幕僚の欲望、虚飾、自己保身が暴露されており、人間の本質を考える上で大いに役立つ優れた歴史ノンフィクションです。

 

ほかにも読書中の本があります。小説も好きですので気に入ったものがあればご紹介します。

 

では皆さま、ごきげんようさようなら。